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●●●今週のネット実践ケーススタディ●●●
【写真:薮野浩明さん】 ● 会社名
株式会社タクセル
● ショップ名

封筒屋どっとこむ

● ショップ開業
2007年3月
● 所在地
大阪府大阪市平野区喜連東
● サイト運営責任者
薮野浩明さん

既製品およびオリジナルの封筒を販売するネットショップ。オーナーの薮野浩明さんは、1962年創業の封筒加工会社の二代目社長。お客さんが印刷文字をレイアウトできる「かんたんレイアウト」、オリジナル封筒を自由に作成できる「オリジナル封筒シミュレーション」で売上を伸ばしている。

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オリジナルのシステムの活用で新たな需要を開拓する封筒専門ショップ!
第4回(全5回)
「分社化することで各事業の集中力を高める」

【写真:パソコン画面を見ながらスタッフに指示する薮野さん】

「封筒屋どっとこむ」のスタッフは4名。「今年6月に先行投資で2名を増員したことで、運営体制が固まってきました」と薮野さん。

 2007年3月にオープンして以来、着実に売上を伸ばしている「封筒屋どっとこむ」。薮野さんは、2008年10月に株式会社タクセルとして同ショップを分社化した。その狙いは、事業の明確化にある。

「既存の下請業は、製造の会社。
『封筒屋どっとこむ』はネットショップでの販売会社と、事業の役割をきちんと分けたかったんです」

もともと、薮野さんには、ビジネス倫理として、クライアントから仕事を請け負う製造会社名で、クライアントと競合しかねない販売事業をすることはできないという考えがあった。そのため、ネットショップは製造会社と切り離したいという思いを抱いていたのだ。

また、経営者として、各社内のスタッフに対する配慮もある。

「経営者は、将来のビジョンをきちんと描いて、事業を進めないといけません。なぜなら、会社のビジョンが見えないと従業員は会社について行けないからです」

つまり、業務内容の違う製造のスタッフ、「封筒屋どっとこむ」のスタッフがそれぞれの仕事に集中できるように分社化したのである。

さらに、「下請業としての自社サイトも計画中です」という薮野さん。ただ、ネットショップで得たノウハウは製造会社の事業にも活かしたいと語る。

「既存の仕事では、印刷会社からの見積もり依頼をファクスで行っています。でもファクスだと、返答が翌日になる。この時差のために、お客様を逃してきたケースも多いと思うんです。でも、『かんたんレイアウト』の見積もり機能のシステムを取り入れれば、解決できると思います。実は、既存の事業は製造請負の立場なので、営業部署を置いてきませんでした。でも今後は、メーカーの立場で営業や提案にも力を入れていきたいですね」

一方、「封筒屋どっとこむ」の事業の未来も見据える。

「私自身、コンピュータやシステムが好きなので、その分野の事業もしてみたいと考えています。まだまだ中小・零細企業のIT化は遅れていますので、タクセルの事業で、こうした企業の方々の手助けをしたいと考えています」

⇒次回もご期待ください!

●●●今日のコンサルタント●●●

【写真:コンサルタント原田】 今日のコンサルタント:原田 翔太
若干22歳にして単身で1億円を超える売り上げを叩きだしたネットマーケティング界の異才。
1年持てば良いといわれる変化の速いウェブビジネス界において、その普遍性の高いパワフルなメソッドが幅広い指示を集め、24歳の現在で既に国内トップクラスの実績を誇る数少ない「売れ続ける」実践型ネットマーケッターとして活躍。

今週は、わたくし原田が担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。

今回の薮野さんの事例は、私たちにビジネスにおける「筋」の在り方を教えてくれるものだと思いませんでしたか?

義理、であるとか、人情
すなわち「ものの本来的なありかた」・・・

それが、そうであってしかるべきものというのが「お金」が最優先される資本主義の浸透によって、今の時代だいぶなおざりにされているような気がします。

日本は私たちが良く知るように長い間、他人からどう見られるか?という面子の問題を気にする傾向が強い民族として、知られています。

「面を汚す」だとか、「建前と本音」という言葉はそれをよく象徴するのではないでしょうか。

今回の分社化の問題が良い例ですが、この一文。

「もともと、薮野さんには、ビジネス倫理として、クライアントから仕事を請け負う製造会社名で、クライアントと競合しかねない販売事業をすることはできないという考えがあった。」

物凄く、美しく潔い考え方ですよね。少し心が温かくなりました。

ビジネスは当然営利目的で行われるものですし、儲からなければ存続すらできません。ですので利潤追求は悪ではありません。

ただ、それもこういった関係する周りの人たちに対する配慮や、「筋」の通し方が前提になってくるものだということを忘れてはいけませんよね。

クライアントの利益を逸失するような動きというのは、たとえそれが自社の利益につながるものだとしても、果たすべき「当たり前のこと」、守るべき「義理」を踏んだ上で行う。

これから競争がさらに厳しくなる中で、こういった気持のよい配慮をできる企業、人は益々愛されていくのではないかと思った次第です。

本日は、ここまでとさせていただきます。
明日もよろしくお願いいたします。


コンサルタント 原田 翔太
▼今週のネット実践ケーススタディ
月 受注工程の自動化ソフトでコスト削減と販促を図る!
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火 オリジナル封筒作成システムで事業を活性化する
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水 新商品の開発によって封筒の市場を開拓していく
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木 分社化することで各事業の集中力を高める
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金 広報活動を強化し、将来は業界全体も盛り上げていく
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