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●●●今週のネット実践ケーススタディ●●●
【写真:薮野浩明さん】 ● 会社名
株式会社タクセル
● ショップ名

封筒屋どっとこむ

● ショップ開業
2007年3月
● 所在地
大阪府大阪市平野区喜連東
● サイト運営責任者
薮野浩明さん

既製品およびオリジナルの封筒を販売するネットショップ。オーナーの薮野浩明さんは、1962年創業の封筒加工会社の二代目社長。お客さんが印刷文字をレイアウトできる「かんたんレイアウト」、オリジナル封筒を自由に作成できる「オリジナル封筒シミュレーション」で売上を伸ばしている。

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オリジナルのシステムの活用で新たな需要を開拓する封筒専門ショップ!
第2回(全5回)
「オリジナル封筒作成システムで事業を活性化する」

【写真:封筒製造場の写真】

藪野さんが経営する封筒の製造現場。小ロットの生産システムを完備し、既製品からオリジナル商品も製造できる。

 2007年3月に「封筒屋どっとこむ」をオープンした薮野さん。2ヶ月後には、新システムを投入した。「オリジナル封筒シミュレーション」である。

これはネットショップ上で、封筒の形色、文字、封をするテープの有無、外から書類内の宛名が見える窓の位置などを自由にデザインできるシステム。自動見積り機能も搭載し、完成見本もWeb上で確認することができる。

「このシステムの制作は、ショップの準備や『かんたんレイアウト』の制作と並行して進めていました。このシステムの導入で、ネットショップ運営の体制が完成した形になります」

封筒加工会社は、大手印刷会社がメイン顧客。しかし、薮野さんは、「封筒屋どっとこむ」のターゲットを新しい顧客層に据えている。

「一般企業やデザイン事務所などあらゆる規模・業態の会社が、すでに自社の封筒を使っています。でも、『デザインを変えたい』『独自の封筒を作りたいが発注先が分からない』というニーズも多いんです。ネットショップでは、そうした方々に、手軽にオリジナルの封筒を提供したいと考えました」

ビジネスチャンスは、「簡単に独自の封筒を提供できる」という部分。そこを具現化するソフトが、「オリジナル封筒シミュレーション」というわけだ。

「既製品の封筒だけだと価格競争になりがちですし、強い競合他社もあるので勝負になりません。ですから、ターゲットは封筒に独自性を求める方、つまり”封筒のセミプロ”のイメージです。こうした新規顧客や、企業PR媒体としての封筒ニーズを開拓すれば、商売のチャンスはあると思います」

薮野さんの狙いは、的中した。2007年5月の導入以来、「オリジナル封筒シミュレーション」を利用した発注は順調に伸びている。その成功を支えるのは、「うちの工場の封筒製造能力です」と薮野さんはいう。

「工場では、500枚やそれ以下にも対応できる小ロット生産の製造体制を整えています。長年の封筒製造のノウハウもあります。だからこそ、オリジナル封筒の販売システムが実現できるんです」

もともとの事業をさらに活かし、新規顧客も開拓する。薮野さんは、
「オリジナル封筒シミュレーション」で、各事業の活性化を実現したのである。

⇒次回もご期待ください!

●●●今日のコンサルタント●●●

【写真:コンサルタント原田】 今日のコンサルタント:原田 翔太
若干22歳にして単身で1億円を超える売り上げを叩きだしたネットマーケティング界の異才。
1年持てば良いといわれる変化の速いウェブビジネス界において、その普遍性の高いパワフルなメソッドが幅広い指示を集め、24歳の現在で既に国内トップクラスの実績を誇る数少ない「売れ続ける」実践型ネットマーケッターとして活躍。

今週は、わたくし原田が担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。

今回は「技術をどのようにビジネスに活かすか?」がテーマです。

IT化、IT活用、IT推進・・・

一時期の日本ではとにかく右も左も「IT、IT!」と叫ばれていた時代がありました。ITさえ使いこなせれば、それだけで大きくアドバンテージを取れる。そう盲信し、たくさんのお金が意味をなさない無駄なIT投資に消えていったという悲劇・・・

しかし、その裏で、積極的に効果的なIT投資を行い、業績を着実に伸ばしていった企業も同時に多く存在します。

では、その「差」を分けるものとは何なのか?
システム投資を行う際のポイントをお伝えしておきます。

(1)自社の業務フローにあっていること
(2)コストを許容することにより短期間で回収が可能であること
(3)拡張性が高く、柔軟な改編が可能であること

私はこう考えています。

この中でも特に、(1)の自社の業務フローにあっていること。
これが大前提であり、最も大切な視点です。

今回の薮野さんのケーススタディが良い例。

システムというのは、それまで人が個別に対応していたことの特徴やパターンを定義し、プログラムにより自動処理を行うものです。つまり「人の代わり」に機械にそのオペレーションを行わせるわけです。

だからこそ、自社が現在行っていること、そしてそれを自動化することが、本当に競争力に結び付くのか?という視点が不可欠なのです。

間違っても、自社の業務内容と大きくことなるシステムを高いお金を投資して導入するなんていうことは本末転倒。むしろ、その新しいオペレーションに習熟するための教育コストや、人件費がかさんでしまい、結局面倒臭くなって使わなくなってしまった・・・という本末転倒なことも起こりかねません。(いや、実際多いんですよ、かなり。)

ですから、今回の事例に習って、あなたもぜひ「IT」を漠然としたイメージでとらえるのではなく、「投資案件」としてのディールとして、その本質を捉えて良いお金の流れを生んでいって下さいね。

本日は、ここまでとさせていただきます。
明日もよろしくお願いいたします。


コンサルタント 原田 翔太
▼今週のネット実践ケーススタディ
月 受注工程の自動化ソフトでコスト削減と販促を図る!
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火 オリジナル封筒作成システムで事業を活性化する
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水 新商品の開発によって封筒の市場を開拓していく
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木 分社化することで各事業の集中力を高める
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金 広報活動を強化し、将来は業界全体も盛り上げていく
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WebMarketing工房 編集長:吉岡 諒/編集者:北川裕太

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