
オリジナルのシステムの活用で新たな需要を開拓する封筒専門ショップ!
第1回(全5回)
「受注工程の自動化ソフトでコスト削減と販促を図る!」
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社名や住所などの印刷文字を自由にレイアウトできる「かんたんレイアウト」。各商品ページの注文過程で利用できる。
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既製品および自社製作のオリジナル封筒などを販売している「封筒屋どっとこむ」。オーナーの薮野浩明さんは、1996年に家業の封筒加工会社を継承。封筒加工業の社長として会社の未来に不安を抱いていた。
「うちの製造会社は、大手封筒メーカーや印刷会社を中心とした下請け製造を行ってきました。
ただ、下請けという立場は、受注した商品を製造・納品する”待ち”の仕事です。将来を考えた時に、何かこちらからお客様に販売促進の取り組みができないかという思いがありました」
さらに薮野さんは、業務進行上の課題を感じていたという。
「たとえば、ある企業の封筒を作る際、封筒の色や社名、住所などの印刷は、外部業者に委託します。封筒の種類や色、レイアウトなどによって価格が変わるため、見積もりから最終決定と、製造工程に入るまでに時間と手間がかかります。ここを効率化できないかと考えていました」
そこで、薮野さんは発案した。「自動で封筒の印刷文字をレイアウトし、見積もりもできるシステムが欲しい」。そんなシステムがあれば、自社の時間・手間のコストが削減できる。また、システムを利用したネットショップを作れば、販売促進にもなる――と考えたのだ。
薮野さんは、Web会社へシステム制作を依頼。しかし、イメージしたものは出来なかった。そして、決断した。
「うちは中小企業ですし、自分の考えるシステムの制作を外部企業に依頼すると制作費が高額になるんです。それなら、自社でシステムとネットショップを作ろうと思いました」
薮野さんは、以前にプログラマとして働いた経験があった。その経験を活かし、約4年をかけて封筒の印刷面の色・大きさ・書体・位置を自由に指定でき、自動で見積もり金額も確認できる自社システム「かんたんレイアウト」を完成。このシステムをひっさげて、2007年3月に「封筒屋どっとこむ」をオープンさせた。
「販売窓口ができて、受注時の手間が非常に楽になりました」と薮野さん。しかし、ネットショップの武器は、このシステムだけに留まらなかった――。
⇒次回もご期待ください!

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今日のコンサルタント:原田 翔太
若干22歳にして単身で1億円を超える売り上げを叩きだしたネットマーケティング界の異才。
1年持てば良いといわれる変化の速いウェブビジネス界において、その普遍性の高いパワフルなメソッドが幅広い指示を集め、24歳の現在で既に国内トップクラスの実績を誇る数少ない「売れ続ける」実践型ネットマーケッターとして活躍。 |
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今週は、わたくし原田が担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。
今回のトピックスは下請けからの脱却。
もはや今のご時世、積極的にインターネットを活用している本誌読者の方は重々承知のことと思いますが、縁故や、「お付き合い」のみに頼ったルート営業活動のみではこの時世を生き抜くのは至難の業です。
ましてや、ファーストリテイリング(ユニクロ)やデルコンピューターなどに代表されるようにメーカーであっても直販モデルを積極的に導入、実践している企業がむしろ業績を伸ばしています。
今回の薮野さんの事例でもそうですが、紙の業界の歴史は古く、多くの競合企業が存在します。
昔ならではの「伝統企業」も多く、何代も続く中で取引先も安定していることも多い反面、インターネット時代になり、紙にかける予算は軒並み縮小傾向。
私の知人にも印刷に携わる友人がいますが、この不況もあり、バタバタと取引先が倒産。それに伴い、取引も終了というケースが後を絶たないのだとか。
安定取引先・・・すなわち営業でいうところの「ルート」の良さは、「お付き合い」をベースに継続的に取引が成立するところです。
しかし、「現状維持」はすなわち「衰退」のはじまり。
既存取引先が安定しているからこそ、積極的な「攻め」に全力投球できるし、むしろするべきです。
あなたは今どんな状態でしょうか?
攻める意志が次の生産循環を生みます。
今回のお話にあった、薮野さんの決断から、学べる攻めのスタンス。勇気づけられますよね。
本日は、ここまでとさせていただきます。
明日もよろしくお願いいたします。
コンサルタント 原田 翔太
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