
実店舗の苦境を救うべく、ネットショップを開店!
第1回(全5回)
「価格競争には巻き込まれない運営戦略で勝負!」
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静岡駅から歩いてすぐのところにある実店舗。大きな店内には、多くの駄菓子が並ぶ。
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静岡駅から徒歩5分のところにある駄菓子屋「天野屋繁田商店」。小売りだけではなく、菓子卸も行うなど町の駄菓子屋さんよりは、かなり規模が大きい。
創業は昭和元年と、その歴史は古い。しかし、平成に入り、店の運営は右肩下がりを続けていた。同店の代表取締役・繁田由夫さんの娘・藤本真以子さんは、こう話す。
「私が、この店に入ったのは、今から11年前ですが、本当に暇で……。04年頃になると、どんなに努力をしても、これは廃業せざるを得ないかもしれないと思うようになりました」
“廃業”という言葉が脳裏にちらつき始めたとき、藤本さんは、楽天市場で、駄菓子屋さんのネットショップが多数出ていることを知る。
「ずっとネットショップをやりたいというイメージはあったのですが、楽天に出店している店を実際に見て『もしかしたら、うちでもできるかもしれない』と思いました」
しかし、当時、実店舗の経営は赤字続き。藤本さんは、店の経費でネットショップの運営費用をねん出することはできないと判断した。
「でも、私としては、ネットショップに賭けてみたい気持ちもありました。それで両親に、全部自分のお金でまかなうから、3年間挑戦させてほしい、と頼みました」
ホームページのイロハをまったく知らなかった藤本さんは、独学でサイト構築の知識を習得していった。ネットショップ運営のための講習会などにも積極的に足を運んだ。
その間、競合他店をチェックする作業も続けた。
「ほかの店を見ると、みんな薄利多売で勝負をしていたんですね。でも、私はそれだけは嫌でした。価格競争に巻き込まれては、赤字の当店なんて、あっという間に淘汰されてしまいますし。もっと違う立ち位置で勝負したいと思いました」
藤本さんがイメージしたのは「温かみのあるネットショップ」だった。その結果、『女性が運営している柔らかいイメージの駄菓子屋さん』というコンセプトが浮かび上がり、藤本さんは、そのことを念頭に入れながら、サイト構築を続けた。
そして、2005年6月、ネットショップはオープンした。
⇒次回もご期待ください!

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今日のコンサルタント:二木 俊介
SEO事業を主力とする株式会社ウィルゲート
常務取締役、営業、コンサルチームの責任者。
WEBマーケティングから開発IT業界の広範囲を得意分野とする生粋の商売人。「1円でもかけたら2円以上効果をだす!WEBに大金をかけるヤツはバカ者だ」がモットーのドケチマーケター
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今週は、わたくし二木が担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。
今回ご協力いただいた静岡の天野屋繁田商店様。
ありがとうございます。
静岡と言えば僕の従兄弟がいたので毎年行きました。アピアというボーリング場、懐かしいです。と、最初から話が脱線してしまいましたが・・・。
ネットショップ開業が2005年6月。ちょうどブロードバンド化が急増しインターネットユーザーが増えた時期です。とても良いタイミングだったと思います。
ただ儲かるから、いい時期だからとネットショップを始めるのではなく
「全部自分のお金でまかなうから、3年間挑戦させてほしい」この心意気、この覚悟がとても素晴らしいです。
それが、独学で勉強し、講習会に積極的に参加する行動力につながったのだと思います。
ネットショップを開くということは、全国のお客様に売れる商圏を手に入れることができる。と同時に、全国の競合との勝負が始まることです。
インターネットの特徴、その場で全国のあらゆるお店を「比較できる」この「比較」の項目に一番すぐ直結するのが「価格」。だれもがすぐにできることなので、これは価格競争と価格破壊につながります。
この価格競争に巻き込まれなかったのは、藤本さんのメガネがよかったから。(藤本さんはメガネをかけてはいませんが)着眼点のことですね。
「競合他店をチェックする作業も続けた」これが大事なのです。
わかっちゃいるけど、続けるのが難しいのがこれ。競合の調査です。
敵を知ることがネットショップの成功の鍵です。
本日は、ここまでとさせていただきます。
明日もよろしくお願いいたします。
コンサルタント 二木 俊介
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