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●●●今週のネット実践ケーススタディ●●●
【写真:奥村千恵さん】 ● 会社名
焼肉の大寅
● ショップ名

焼肉の大寅

● ショップ開業
2004年4月
● 所在地
大阪市此花区西九条
● サイト運営責任者
奥村千恵さん

牛肉や自家製のタレなど、焼肉の食材を販売するネットショップ。オーナーの奥村千恵さんは、夫婦で実店舗の焼肉店「焼肉の大寅」も経営。実店舗は、味とともに阪神タイガースファンが集まる店として、テレビや雑誌などのメディアに紹介される有名店。

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経営環境の制約を工夫で乗り越える大阪の老舗焼肉店!
第2回(全5回)
「PRの工夫で通常商品をメイン商品へ育てる」

【写真:<牛レバーの写真>】

人気商品の「牛レバー」。鮮度にこだわる仕入れ方針と、肉のスジを手切りで丁寧に取り除く手間が実現する味わいが人気。

2004年4月のオープン以来、地道な販売を続けていた奥村さん。

しかし、2006年の秋に大きな転機が訪れる。SNSサイトでの書き込みをきっかけに、「牛レバー」がブレイクしたのだ。

「突然、数倍の注文が入るようになりました。調べてみると、mixiの『レバ刺し通販』というコミュニティから口コミで広がったようです」

味の評判は全国に広がり、リピーターも増加。売上は、4~5倍へと飛躍した。ただ、その味は長年営む実店舗と同じ。奥村さんは、人気の理由を分析した。

「ネットの商品が生でも食べられることが理由でした。当時は、『スタミナレバー』という商品名で焼肉用食材として販売していました。でも、ウチは食材を仕入れて加工後にすぐ冷凍・発送するので鮮度が高いんです」

注文の際も『生でも食べられますか』という質問が多くあった。奥村さんは、「生食用のレバーとして売り出そう」と考えたが、一つの問題があった。

「食品衛生上や保健上、生食用の商品を販売することは難しいんです。ウチは商品管理には万全の注意を払っていますが、お客様の保存状況によって商品が傷む可能性がありますから。そのリスクを考えると、ショップとして生食用として売り出すことはできないと判断しました」

そこで奥村さんは、商品のPR方法を工夫した。まず商品名を「牛レバー」に変更。商品紹介文では「生でも食べられる」という言葉を明記しイメージカットに生の商品写真を使用したのだ。また、生で食べられるケースを想定して、保存方法や解凍方法を詳細に書き入れた。

「商品は、もともと冷凍したものをお客様が解凍して切り出し、食べていただく形です。本当は『生レバー』や『レバ刺し』という名前にしたいところですが、生食用とは言えないため、生で食べられる品質面を打ち出しつつ、焼くか生で食べるかはお客様に委ねる形にしました」

ブレイクの後も人気は落ちず、現在も人気ナンバーワン商品の「牛レバー」。奥村さんはアピールの工夫によって、メイン商品を育て上げたのである。

⇒次回もご期待ください!

●●●今日のコンサルタント●●●

【写真:コンサルタント但木】

今日のコンサルタント:但木 雅充
ネット広告代理店やSEO専門会社でコンサルタントとして多種多様のクライアントに対して、SEM中心に提案や広告運用を行ってきた。SEOが日本に本格的に始まった頃から携わったことからSEOのナレッジは社内一。
過去にECサイトを運用した経験があり、当時発行していたメールマガジンの開封率が10%前後台だったものを最大50%までに上げ、自社サイト売上増加に繋げた実績を持つ。

今週は、わたくし但木が担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。

今回は地域の皆さんに愛されている焼肉の大寅さんにご協力いただきました。ありがとうございます。

ネットショップの急激な売上増加というのは、必ず何か原因があるはずです。口コミサイトからの評判だったり、マスメディアで取り上げられたりすることで一気にアクセス数が増加します。

アクセス数が増加するに伴い、売上が増加するとショップ側も新しいステージに進むことになります。

具体的にどんな事が起こるのか---。

新規の問い合わせや注文が多くなることで、これまでのサービス品質の維持が出来なくなり、既存客(リピート客やファン顧客)に対しての対応が二の次になってしまいます。

このような状況にならないためにも、商品の詳細だけではなく、品質を前面にアピールしながら、他の使用方法などを商品ページに掲載したり、よくある質問をまとめたページを作成するだけで既存顧客への品質を落とすことなく、新規の顧客にも対応が出来るのではないでしょうか。

本日は、ここまでとさせていただきます。
明日もよろしくお願いいたします。


コンサルタント 但木 雅充
▼今週のネット実践ケーススタディ
月 実店舗を補完する販路としてネットショップを活用
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火 PRの工夫で通常商品をメイン商品へ育てる
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水 顧客の嗜好に合わせたカテゴリ分けで購買性を高める
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木 見やすいページ構成が商品の訴求度を高める
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金 メルマガの活用で安定した売上を調整する
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